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2chレス集


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No.301    タグ:切ない,いい話,

そのときの部長はすっごく冷たくて、いつもインテリ独特のオーラを張り巡らせてる人だった。
飲みに誘っても来ることは無いし、忘年会なんかでも一人で淡々と飲むようなタイプで、
良く怒られていたこともあって俺はすごく苦手だった。

ある日のこと、部長の解雇を伝える社内メールが全員に届いた。
あのむかつく部長が居なくなる!!心の中でガッツポーズしたのは俺だけじゃなかったはずだ。

それから1週間後、部長の最後の出勤日。
退社のセレモニーが終わるとみんなそそくさと帰って行ったが
部長と俺だけは居残って仕事を片付けていた。
送別会の開催も自ら断った部長を苦々しく思っていると、珍しく専務から呼び出された。
しぶしぶ専務室に行くと、課長と専務が待ち構えていた。
俺はそこで始めて課長から「部長解雇の真相」を聞いた。
原因は俺だった。俺のミスの責任を全て部長がかぶってくれたらしい。
話を聞いてたまらなくなった俺は急いで部署に戻ったが、部長の姿はすでに無かった。
ふと自分の机の上を見ると、封の開いた買い置きのタバコ。すでに一本無くなってる。
横に添えられたメモにはこう書いてあった。

「これぐらいはいただいても良いはずだ」

俺にとっては無くなったその一本が、思い出の一本です。

No.302    タグ:悲しい,切ない,いい話,

私の祖父は無口で頑固で本当にこわくて
親戚中が一目置いている人でした。
家に行ってもいつもお酒を飲んでいて
その横で祖母がせわしなく動いていた記憶があります。

私が結婚する事になり、ドキドキしながら主人を連れて行くと
ずっと黙ったままやっと口を開くと
「ビールは何を飲むんや?」でした。
その日はなんとか無事に終わり、式の当日終始酒をつぎにまわってた。
その後、子供が生まれ少し育児ノイローゼ気味になった私を見て
なぜか毎日孫の世話をしに来るようになった。
当然子供の面倒など見たことないので、する事がめちゃくちゃで
イライラしていた私は嫌味ばかり言ってしまった。

2ヵ月後、あまり調子がよくないと言っていた矢先他界した。
なんでもっと優しくしてあげなかったんだろう?
紙オムツの仕方を聞かれて、それぐらいわかるでしょって
なんで冷たく言っちゃったんだろう?
あの日、自分でどうにかしようと思って変な形になったオムツが
残されてた・・・
その後、毎日つけていた日記が見つかり、式の当日
「あのバカ娘がとうとう嫁に行った。最後の挨拶では涙が出た。
幸せになれ。」って書いてた。
おまけに家には主人があの日答えた「アサヒビール」が
押入れいっぱい詰められていた。

No.303    タグ:上手い,いい話,

人の一生を時計一周24時間に例えたお話がある。
君達は夜中の0時に正にこの世に生まれた。この世に生を受けた。
人の寿命を70歳くらいと考えたら、3年を一時間として、
朝6時、もしくは7時。君達はいまやっと朝を迎えたくらいでしかない。
大学をでて、社会にはいってちょっと経ってもまだまだ朝9時でしかないんだ。
社会ではまだまだ青くて到底使える人材でもない。

楽しみに満ちながら君たちの成長をみてきた君たちのお父さんやお母さんは
君たちが自分の時計で朝の2時や3時の頃、もう既に昼の2時や3時になっていたんだ。
今はどうだろう。もう夕方5時、いや6時を過ぎているかもしれない。
今から彼らはやり直しがきくだろうか。あと6時間も無いのだ。人生は6時間も無いのだ。
日は沈んでしまったのだ。

では君達はどうだろう。みんなまだまだ朝6時や7時じゃないか。
やり直しなんていくらでもきく。何回やり直したって、朝8時くらいでしかないじゃない。
一番悲しいことは、ここで自分の時計を無理やり止めてしまうことなんだ。
可能性はまだまだ秘められているのに、まだまだ一日はこれからなのに、
太陽の燦々とあたる昼に向けて準備をする時間でしかないのに、
自分の時計を止めてしまうことなんだ。

親は望んでいるだろうか?友人は望んでいるだろうか?
君たちの輝かしい未来を、本当に今から始まる君たちの未来を、
止めてしまうことを望んでいるだろうか?
君は望んでいるだろうか?

どうか、一番悲しい選択だけはしないで。
君たちへの最後の言葉です。頑張っておいで。

No.304    タグ:いい話,

娘は出産時に問題があり、仮死状態で産まれてきた。
NICUに入ったが、ミルクが飲めなかった。
5日ほどで出られるでしょうと言われていたが、当日になって
「やはりミルクが飲めない、消化できない。もう少しNICUにいてもらわなくてはいけない」
と言われ、医師や看護師の前で娘を抱いたままボロボロ泣いてしまった。
その日は一日中涙が止まらなかった。目が腫れあがって開かなくなるほど泣いた。
それまでは生まれたばかりの娘と離されていても、管につながれた娘の姿を見ても
きっと大丈夫だろうと楽観的になっていたが、もしかしたら娘はずっと栄養が取れず
死んでしまうのではないかとドッと不安が押し寄せてきて耐えられなくなった。
思えばあのときが、情の薄いタチの自分が親として目覚めた瞬間だったのかもしれない。
結局娘はそれからすぐにNICUを出ることができたのだが、
その知らせを聞いたときも 嬉しさでまた泣いた。

今 娘はすっかり元気になり、いたずら大好きなおてんば娘に育っている。
昨日も寝ているときに顔を蹴られて涙が出た。

全く、この子には泣かされっぱなしだ・・・

No.305    タグ:いい話,

俺んち母子家庭で貧乏だったから、ファミコン買えなかったよ。。。
すっげーうらやましかったな、持ってる奴が。俺が小6のときにクラスの給食費が無くなった時なんて、
「ファミコン持ってない奴が怪しい」なんて、真っ先に疑われたっけ。
貧乏の家になんか生まれてこなきゃよかった!って悪態ついたときの
母の悲しそうな目、今でも忘れないなぁ、、。
どーしても欲しくって、中学の時に新聞配達して金貯めた。
これでようやく遊べると思ったんだけど、ニチイのゲーム売り場の
前まで来て買うのやめた。そのかわりに小3の妹にアシックスの
ジャージを買ってやった。いままで俺のお下がりを折って着ていたから。
母にはハンドクリーム買ってやった。いっつも手が荒れてたから。
去年俺は結婚したんだけど、
結婚式前日に母に大事そうに錆びた ハンドクリームの缶を見せられた。
泣いたね、、。
初めて言ったよ「生んでくれてありがとう」って。

No.306    タグ:いい話,ほのぼの,恋愛,萌え,

嫁の日記を盗み読みしたら
いつも昼飯は、納豆ご飯やお茶漬けしか食べてないって分った。
友達とファミレスに行くのも月に一度と決めてるらしい。
俺に美味しい料理を食べさせたいからみたいな意味のことが
書いてあった。昼飯けずって夕飯にまわすって。
しかも、すげー明るく書いてあんの。
「今日は○ちゃん(俺)の好きな牡蠣を買うのだ~」とかさ。
俺の文句とかも書いてあるけど、文句書いてるくせに最後は俺を庇ったこと書いてるし。

マジで泣いた。もっと俺に甲斐性があれば昼から寿司でもなんでも食わせてやるんだけどな。
給料少ないのに専業で居てくれって言ったの俺だし。
金のことで責められたこと一度もないし(タバコ減らせとは言われるが)
節約も楽しいよーとか言ってたし。

盗み読みは良くないことだが、結婚してよかったってつくづく思った。
こんなに俺につくしてくれたのって親以外で初めてだし。
何もしてやれんから、浮気だけはしないと誓うよ。ま、浮気しようにももてないからできない俺だがな。

No.307    タグ:切ない,いい話,

俺、小さい頃に母親を亡くしてるんだ。
それで中学生の頃、恥ずかしいくらいにぐれた。
親父の留守中、家に金が無いかタンスの中を探しているとビデオテープがあったんだ。
俺、親父のエロビデオとかかな?なんて思って見てみた。
そしたら・・・

病室のベットの上にお母さんがうつってた。
『〇〇ちゃん二十歳のお誕生日おめでと。なにも買ってあげれなくてゴメンね。
お母さんがいなくても、〇〇ちゃんは強い子になってるでしょうね。
今頃、大学生になってるのかな?もしかして結婚してたりしてね・・・』
10分くらいのビデオテープだった。
俺、泣いた、本気で泣いた。
次の瞬間、親父の髭剃りでパンチパーマ全部剃った。
みんなにバカにされるくらい勉強した。
俺が一浪だけどマーチに合格した時、親父、まるで俺が東大にでも受かったかのように泣きながら親戚に電話してた。
そんで、二十歳の誕生日に、案の定、親父が俺にテープを渡してきた。
また、よく見てみたら。
ビデオを撮ってる親父の泣き声が聞こえてた。
お母さんは、笑いながら『情けないわねぇ』なんて言ってるんだ。俺また泣いちゃったよ。
父親も辛かったんだろうな、
親父にそのこと言ったら、知らねーよなんて言ってたけど、
就職決まった時、
親父が『これでお母さんに怒られなくて済むよ』なんていってた

No.308    タグ:いい話,

 高校に進学した時だった。朝学校につくと僕の机に「死ね」「乞食」「貧乏神」
「親無し」等あらゆる悪口が書かれていた。
僕は目の前が暗くなった。僕が何かしたのか?僕がなにか・・・・ただ立ち尽くすのみだった。
 その時僕の目の前から机が無くなった。クラスでも人気者のYが僕の机をかかえあ
げていた。僕は机で殴られるのかと
思い、目を閉じた。「いくぞ!」とYがぶっきらぼうにいい廊下に出て行く。僕はあとに従った。
Yは技術室に行き、紙やすりで僕の机の落書きを消し始めた・・・・
Yはただ一言だけ「つまんない事に負けんなよ。」と言い。
黙々と紙やすりで落書きを消している。
「放課後もう一回ここでニス塗ろうぜ。そしたら元どおりだ。」といってにっこり笑ったYを見て僕は泣いた。
Yは照れ笑いをしていた。

Yは6月に結婚する。おめでとう。君がいなかったら今の僕はいない。恥ずかしくて面
と向かっては言えないけど、
幸せになって欲しい。そしてこれからも親友でいて欲しい。今まで本当にありがとう。

No.309    タグ:いい話,

13 名前:自衛隊に感謝! 投稿日:02/02/25 18:54 ID:JTNubsbw

2年前旅行先での駐屯地祭で例によって変な団体が来て私はやーな気分。
その集団に向かって一人の女子高生とおぼしき少女が向かっていく。

少女「あんたら地元の人間か?」
団体「私達は全国から集まった市民団体で・・・云々」
少女「で、何しにきたんや?」
団体「憲法違反である自衛隊賛美につながる・・・云々」
少女「私は神戸の人間や。はるばる電車のって何しにここまで来たかわかるか?」
団体「・・・・?」
少女「地震で埋もれた家族を助けてくれたのはここの部隊の人や。
   寒い中ご飯作ってくれて、風呂も沸かしてくれて
   夜は夜で槍持ってパトロールしてくれたのもここの部隊の人や。
   私は、その人たちにお礼を言いに来たんや。
   あんたらにわかるか?
   消防車が来ても通り過ぎるだけの絶望感が。
   でもここの人らは歩いて来てくれはったんや・・・・」

最初、怒鳴り散らすように話し始めた少女は次第に涙声に変わっていった。
あまりにも印象的だったのではっきり覚えている。
団体は撤退。
彼女が門をくぐった時に守衛さんが彼女に社交辞令の軽い敬礼ではなく直立不動のまま敬礼していた。

No.310    タグ:切ない,いい話,

うちの母はユニクロで買い物するのが好きだった。

若くして夫を亡くし、女手一つで3人兄弟を大学までいかせてくれた。
朝は新聞配達所の食事作り、それが終わると深夜まで料亭の洗い場で働いていた。
真冬の雪の中も休む事無く,あかぎれた手で自転車をこいで仕事に出かけていた。
そんな母を初めてユニクロに連れていったのはつい去年だった。
男だとわかると思うが、ある年齢になると母親と買い物に出かけたりするのは
恥ずかしくて出来なくなるものだ。
そんな気持ちが無くなったのも自分が歳をとったからだろうか(笑)
母は数十年振りの親子での買い物を喜んでくれたようで、子供のようにはしゃいでいた。
それから休日にはよく車でユニクロに買い物に行った。
「これは孫の健太に似合いそう」とか言いながら
特価日には「このトレーナーは(弟)に似合う」とかいろいろ買込んでいた。弟の嫁の分まで買っていた。
でも自分の分は一着も買っていなかった。
「自分はあるから・・・」と何年も同じ服着回していた。 そんな母だった。

そんな母が先月亡くなった。急だった。

ユニクロは自分にとって思い出の場所です。

No.311    タグ:いい話,ほのぼの,

高校時代、数学の教師が
ある日突然カツラをとって登校してきた。

もちろんみんなカツラだろうなってことはウスウス気づいてたわけだけど
ああいうのって、意地というか、最後の一線を越えられないってことあるじゃん。
彼がズルズルと現実から逃げることをやめて
覚悟を決めて望んだこの授業、俺達はみんな涙しながら受けたね。

ヅラの話は一切ナシ。あたりまえだ。そんな無粋な話は必要ない。
でも、授業終わったら俺達みんなで拍手した。
教師も照れながら満面の笑顔で出て行った。

男子校ってこういうのがいいね。

No.312    タグ:悲しい,切ない,いい話,

以前、母がデジカメを買って嬉しそうに色々撮ってたけど、
そのうちメモリがいっぱいになったらしくてメカ音痴な母は
「ねえ、これ写らなくなっちゃったんだけど…」
と遠慮気味にメールしてきたけど、俺は面倒くさかったから
「なんだよ、そんなの説明書読めばわかるよ! 
 忙しいからくだらないことでメールするなよな!」
と罵倒返信してしまった。

その母が先日事故で亡くなった。
遺品を整理してたら件のデジカメを見つけたので、
なんとなしに撮ったものを見てみた。
俺の寝顔が写っていた。
涙が出た。

No.313    タグ:笑える,上手い,いい話,

さよなら、にちゃんねる

テレビにニュース速報が入る。
俺は慌ててパソコンを立ち上げ、そして気付く。
「あぁ、2chは閉鎖したんだっけ……」
テレビからは現場の慌しい状況が伝わってくる。
もし2chがあったら、どういうスレが立っているのだろう。
重複スレが沢山できて、それで荒らしとかやってきて……
テレビでは相変わらず、レポーターが必死で現場の状況を伝えている。
可愛いレポーターだ。俺は、頭の中で「萌え~」というレスを
つけている自分を想像した。
後ろの群集がテレビに向かって挑発的なポーズを取っている。
「なんだ、あのドキュソ」「厨房氏ね」……
俺はたまらなくなり、無いとは分かっていながら再び2chにアクセスした。
しかし、画面には一言「閉鎖したのです。。。」とだけしか表示されない。
何度リロードしても変わらない。あの日以来、2chは止まったのだ。
どうやら犯人が逮捕されたようだ。相変わらず可愛いレポーターが
その状況を伝えている。
「さよなら、にちゃんねる」
俺はお気に入りから2chを削除し、そして騒がしいニュースを冷めた目で
見るのであった。


その日はいつもと変わらずに暑い日だった。俺は残った仕事を片づけようと、
一人オフィスに残ってパソコンに向かっていた。そろそろ仕事を切り上げよう
かと思ったその時、メールが送られてきたことを知らせる聞きなれた電子音
が鳴った。
「ん?」
俺はメールに目を走らせた。差出人は・・・知らない名前だ。
「いたずらか宣伝かぁ?」
あまり深くは考えずに、メールの中身をチェックする。
するとそこには、懐かしいあのキャラクターがあるではないか。
「モナー・・・」

もう3年も前になる。自らの巨大さに耐え切れずに陥落した超巨大掲示板
「2ちゃんねる」。その存在に終止符をつけたのは、今日のような暑い夏だった。
奇しくもその日は、俺の学生時代における「最後の夏休みの日」でもあった。
あれから社会人となり、そこそこ平凡な日々を送ってきた。だが2ちゃんねるが
存在していたときのように、気持ちが熱く高ぶることはほぼなかった。

モナーを見る俺の胸に、熱いものが込み上げてきた。モナーの輪郭がにじんで
見える。終ってしまった夏休み。俺は居たたまれなくなり、かつて2ちゃんねるが
存在していた場所へアクセスする。驚くことにそこには大きく「2ちゃんねる」の文字。
「復活しましたです。」飄々としたそのレスは、紛れもなくひろゆきのものだった。
規模は縮小されているものの、雰囲気はほぼかつてのまま。駄スレが乱立し煽りが
飛び交う。俺の腕は信じられないものを見たかのように、小刻みに震えていた。

終ってしまった夏休みが、帰ってきたのだ。


ミーンミンミンミーーン・・・
床板がきしむ縁側から、空を仰ぎ見る。
私は、この時期が来ると、決まってあの伝説の掲示板を思い出す。
「2ちゃんねる」
もう60年も前になるだろうか。
これが存在した時は、私の人生の黄金期だ。
閉鎖後、徐々にインターネットの規制が厳しくなり、
煽りやネタも忌み嫌われるつまらない世界になった。
大学を中退したことは後悔していない。
優良企業をやめたことも後悔していない。
幸いにも天職が見つかり、40近くにして妻も見つかった。

回想に耽っているところへ、孫が私を現実に呼び戻した。
私の持っているリモコンを指して言う。
「おじーちゃん、2チャンネルつけて。」
「ん、あぁ。2ちゃんねるか。どれ」
一瞬ドキッとしながら、ネットワーク3Dパソコンテレビのスイッチを押す。
しかし・・・2チャンネルは使われていなかったはずだ。
首を傾げながら、2のボタンを押す。
そこには、懐かしい壷の陳腐な2Dグラフィックがあった。
「逝ってよし!」「オマエモナー!」「1の主治医です」
日付は、2001年8月25日のままだ。
そうか・・・あのひろゆきの小せがれが・・・。
涙が止まらない。
60年ぶりに元厨房が作り出す駄スレの饗宴に酔いしれた。
ありがとうありがとう。。。

No.314    タグ:切ない,いい話,マンガ,

ジェリーが大人になった頃トムはもうこの世にいませんでした。
トムは自分の命の終わりがすぐ傍まで来ているのを知ったとき、
こっそりジェリーの前から姿を消しました。
ジェリーの前で弱って涙もろくなった自分を見せたくなかったのです。
トムはジェリーの心の中ではずっと喧嘩相手として
生きつづけたかったのです。
トムがいなくなったのに気づいたときジェリーは悲しみは
しませんでしたが、退屈になるなと思いました。
トムとの喧嘩は最高にスリルのあるゲームでしたから。
胸の奥が不思議にチクチクはするのですが、それが何なのか、
ジェリーにはよくはわかりませんでした。トムの願い通り、
ジェリーの心の中でトムはいつまでも仲の悪い喧嘩相手でした。
そんなある日ジェリーの前に一匹の猫が現れました。トムよりのろまで
体も小さい猫です。喧嘩相手のトムがいなくなって寂しかったジェリーは、
今度はこの猫を喧嘩相手にしようと考えました。そこでジェリーは、
穴のあいた三角チーズが仕掛けられたねずみ取りを利用して、
その猫に罠をかけることにしました。いつもトムにしていたように。
ジェリーは物陰に隠れて、ねずみを求めて猫がねずみ取りの近くに来るのを
待っていました。そして思惑通り猫が罠に向かって近づいてきます。
ジェリーはしめしめと思いました。いつものように、
自分がねずみ取りにひっかかるふりをして、逆に猫をねずみ取りにかけてやるんだ。
うふふ。手か尻尾を挟んだ猫の飛び上がる姿が頭に浮かび愉快です。
でも、その猫はトムではありません。猫はチーズの近くまで来たとき、
ジェリーが出てくるより早く美味しそうなねずみの匂いに気づき、
目にもとまらぬ速さで隠れていたジェリーに襲いかかってきました。
ジェリーはいつもトムから逃げていたように逃げましたが、
トムよりのろまなはずの猫にすぐに追いつかれてしまい、
体をガブリと噛まれました。ジェリーも噛みつき返しましたが、
トムより体が小さいはずの猫は平気です。
血まみれのジェリーは薄れ行く意識の中で、本当は鼠が猫と喧嘩して
勝てるわけがないことと、いつもトムはジェリーに「してやられた」ふりをして、
わざとジェリーを捕まえないでいたことを、そのとき始めて知ったのです。
トムの大きな優しさと友情に気づいたのです。
そしてトムがいなくなった時の胸の奥のチクチクの正体にも気づきました。
かけがえのない友を無くした悲しみでした。
ジェリーの魂が体を抜けた時、
空の上には優しく微笑みジェリーを待っているトムがいました。
「また喧嘩ができるね」
「のぞむところさ、今度こそは捕まえてやるぞ」

No.315    タグ:いい話,怖い,

自分が小学5~6年生の頃の話ですが
当時の親父がダメダメの多重債務者で、怖い借金取りがしょっちゅう家に来てました。
母は朝から晩まで勤めに出てたので当然ガキの自分が応対し、大声で怒鳴られ
たり小突かれたりしてたんですが、近所の人も親父が借金踏み倒してたんで誰も助けては
くれませんでした。
そうこうしてとある日、小学生の自分でもそれとわかるものすごい迫力の人が尋ねてきて、
「おぅボクー お父ちゃんおるかー?」とずかずかと家に乗り込んできました。
親父は数日前から帰っておらず、絵に描いたような貧乏アパートで半べそかいて
ひもじそうな自分を見て同情してくれたのでしょう、「ごはん食べたか? おっちゃん
がなんかおごったろ」 と黒塗りのでかい車に乗せてハンバーグ(いまだに忘れません)
を食べに連れて行ってくれました。
そうして家に戻ると、いつも見る取立ての人が玄関の上がり口にどっかりと腰をおろして
おり、またいつものように「コラガキ*@§☆」とまくし始めたのです。
そこにド迫力のおじさん登場、「ゴルァおんどれー 子供になにぬかしとんじゃ ワシは
○○会の☆☆ゆうもんや、ワシに同じことゆうてみい!」とその取立人を追い返して
くれました。帰り際にその人は、「また同じような奴が来たら、これ見せたらええわ」
と大きな名刺をくれて去っていきました。
その後その名刺がたびたび威力を発揮し、取立てが止んだのは言うまでもなく、
しばらくして親父と離婚した母とその町を出ました。

あのおじさんにはその後会うことは無かったんですが、子供だった自分にはヒーロー
でパンチパーマの神様でした。

No.316    タグ:上手い,いい話,

1年の価値を理解するには、落第した学生に聞いてみるといいでしょう。
1ヶ月の価値を理解するには、未熟児を産んだ母親に聞いてみるといいでしょう。
1週間の価値を理解するには、週間新聞の編集者に聞いてみるといいでしょう。
1時間の価値を理解するには、待ち合わせをしている恋人たちに聞いてみるといいでしょう。
1分の価値を理解するには、電車をちょうど乗り過ごした人に聞いてみるといいでしょう。
1秒の価値を理解するには、たった今、事故を避けることができた人に聞いてみるといいでしょう。
10分の1の価値を理解するためには、オリンピックで銀メダルに終わってしまった 人に聞いてみるといいでしょう。
だから、あなたの持っている一瞬一瞬を大切にしましょう。
そして、あなたはその時を誰か特別な人と過ごしているのだから、十分に大切にしましょう。
その人は、あなたの時間を使うのに十分ふさわしい人でしょうから。
そして、時は誰も待ってくれないことを覚えましょう。昨日は、もう過ぎ去ってしまいました。
明日は、まだわからないのです。
今日は与えられるものです。
だから、英語では今をプレゼント(=present)と言います。
今週は、ナショナルフレンドシップ週間(友情の週間)です。
友だちはとても貴重な宝石です。
それは、あなたに笑顔と、成功するための勇気を与えてくれます。
それは、あなたのことを聞いて、あなたを誉めて、あなたへ心を開いてくれます。
だから、あなたの友達に、どれほど心に留めているかを示しましょう。
このメッセージを、あなたが友達だと思う人に、送りましょう。
そして、もしこのメッセージが戻ってきたら、あなたは友達の輪を持っています。
素晴らしいナショナルフレンドシップ週間(友情の週間)になるように祈っています。

No.317    タグ:いい話,恋愛,

中学校1年のときのこと
授業中に隣の席の女の子がおしっこ漏らしていました
女の子の席は一番後ろのはじだったので他には誰も気がついてない様子
僕はおもむろに席を立って無言で廊下へ
先生が後から追いかけてきたけど無視して手洗い場でバケツに水を汲むと教室に戻り
その女の子にぶっかけました
教室中大騒ぎになり、学校に両方の親まで呼ばれました
うちの親は相手の親に平謝り
なぜそんなことをしたのか問い詰められましたが
僕は結局最後まで口を割りませんでした
家に帰る途中で女の子が事実を親に話したらしく
お礼を言いにうちまで来ていました
時は過ぎて今その女の子は僕の奥さんです

No.318    タグ:いい話,ほのぼの,恋愛,妄想,萌え,

二人で部屋でマッタリしていると、ヒマすぎてしりとりが始まる。
数十回続き、オレの番のお題が「け」で回ってくる。

オレ「け・・・け・・・」
女 「はやくー、『け』なんて簡単じゃんー」
オレ「け・・・け・・・結婚しよう・・・」
   しばらくの沈黙
女 「・・・・・・・・・・・・・・・うん・・・」
   しばらくの沈黙
オレ「『ん』がついたからお前の負けだぞー」
女 「負けちゃったけど、すっごくうれしい事あったからいいもん!」

No.319    タグ:切ない,懐古,

俺、死ぬ前に小学生の頃を
一日でいいから、またやってみたい
わいわい授業受けて、体育で外で遊んで、学校終わったら夕方までまた遊ぶんだ

空き地に夕焼け、金木犀の香りの中家に帰ると、家族が「おかえり~」と迎えてくれて
TV見ながら談笑して、お母さんが晩御飯作ってくれる(ホントありがたいよな)
お風呂に入って上がったらみんな映画に夢中になってて、子供なのにさもわかってるように見入ってみたり
でも、全部見終える前に眠くなって、お部屋に戻って布団に入る
みんなのいる部屋の光が名残惜しいけど、そのうち意識がなくなって…


そして死にたい

No.320    タグ:切ない,

なあ、お前と飲むときはいつも白○屋だな。
一番最初、お前と飲んだときからそうだったよな。
俺が貧乏浪人生で、お前が月20万稼ぐフリーターだったとき、
おごってもらったのが白○屋だったな。
「俺は、毎晩こういうところで飲み歩いてるぜ。金が余ってしょーがねーから」
お前はそういって笑ってたっけな。
俺が大学出て入社して初任給22万だったとき、
お前は月30万稼ぐんだって胸を張っていたよな。
「毎晩残業で休みもないけど、金がすごいんだ」
「バイトの後輩どもにこうして奢ってやって、言うこと聞かせるんだ」
「社長の息子も、バイトまとめている俺に頭上がらないんだぜ」
そういうことを目を輝かせて語っていたのも、白○屋だったな。
あれから十年たって今、こうして、たまにお前と飲むときもやっぱり白○屋だ。
ここ何年か、こういう安い居酒屋に行くのはお前と一緒のときだけだ。
別に安い店が悪いというわけじゃないが、ここの酒は色付の汚水みたいなもんだ。
油の悪い、不衛生な料理は、毒を食っているような気がしてならない。
なあ、別に女が居る店でなくたっていい。
もう少し金を出せば、こんな残飯でなくって、本物の酒と食べ物を出す店を
いくらでも知っているはずの年齢じゃないのか、俺たちは?
でも、今のお前を見ると、
お前がポケットから取り出すくしゃくしゃの千円札三枚を見ると、
俺はどうしても「もっといい店行こうぜ」って言えなくなるんだ。
お前が前のバイトクビになったの聞いたよ。お前が体壊したのも知ってたよ。
新しく入ったバイト先で、一回りも歳の違う、20代の若いフリーターの中に混じって、
使えない粗大ゴミ扱いされて、それでも必死に卑屈になってバイト続けているのもわかってる。
だけど、もういいだろ。
十年前と同じ白○屋で、十年前と同じ、努力もしない夢を語らないでくれ。
そんなのは、隣の席で浮かれているガキどもだけに許されるなぐさめなんだよ。

No.321    タグ:切ない,恋愛,

高校の頃、昼は一人でメロンパンばっか食ってたな
教室は居心地悪いし、屋上近くの階段とか美術室で食ってた

本当はカレーパンとか焼きそばパンが好きなんだけど
購買のパンは種類が少なくて人気あるヤツはすぐ売り切れちゃうわけ
んで、競争心無い俺はいつも売れ残りのメロンパンだった

ある日、いつもの様にメロンパン持って廊下歩いてると
同じクラスの女子が「メロンパン好きなん?」と話しかけてきた
俺は動転してロクに返事もせず立ち去った
その子はクラスの中でも一二を争う可愛い子で
俺はメロンパンじゃなくその子が好きだった

俺がもし、カレーパンや焼きそばパンを買える様な奴だったら
あの時、あの子と少しでも話が出来たんだろうか

No.322    タグ:悲しい,切ない,

この前飼い猫が病気になったんですよ、末期のね。
で、生まれて初めてペットロスを経験したわけですわ。正直最初はペットロスって軽いもんだと思ってたのよ。
動物飼いならみんな普通に経験してるからさ。
あのね、俺が間違ってた。あれは人が経験するもんじゃない。冷血人間だね、冷血人間だけが耐えられるものだよ。
最初に「安楽死承諾書」出された時さ、めちゃめちゃびびってペンそろ~って持ってそろ~っと名前書いたのよ。
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって消すどころか承諾書破り捨てちゃったのさ。
そしたら飼い猫がさ「苦しいよ」とか目で訴えてくるの。
同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから名前書いたのさ。えぇ、そりゃもう書きましたとも。全てを忘れて書いたよ。家に迷い込んできた時のヤツの
心もとないほどガリガリだった体とか、初めて膝で寝てくれたときにホントに嬉しかった事とか、エサをねだる時の
愛らしい顔とか色々思い浮かんでくるのを頭から振り払ってね。
だってヤツが苦しいって訴えてたからね。
そしてらエライ事になった。
もうすごい即死。そして俺のすごい涙。幅3cmくらい。昔の漫画だけど星飛雄馬やはだしのゲンにも負けない。
それで横見たら飼い猫がすごい安らかな顔を俺の方に向けてんの。ホントごめんなさい。
正直「飼い主なら苦しみから救ってやるのが義務だぜ!」なんて見栄張らないで素直に最後まで悪あがきして
やればよかった、せめて自然に任せて死なせてやればよかったと思ったよ。
心の底から承諾書にサインした事を後悔したね。
でも埋葬が終わって友達に「猫はさっさと死んじまうな!これだから猫は。今度は長生きするカメでも飼うか」
とか言っちゃてんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。・゚・(ノД`)・゚・。

No.323    タグ:悲しい,切ない,

父が入院中の時の事

酸素マスクを着けなければいけない状況だったんだけど
少し元気になってくると、「家に帰る!」と言い出して
酸素マスクを外してベッドから起き上がろうとする。
で、母に「だめでしょ、お父さん、酸素マスク外したら
死んじゃうよ?大人しくして早く直して退院しようね」
と言われると、とりあえず大人しくなる。

でも30分ぐらいすると「家に帰る!」と、起き上がろうとする。
で、母が「だめでしょ、お父さん(ry

で、また30分ぐらいすると「家に(ry

そんなことを何回も繰り返して、母にたしなめられるたびに
(´・ω・`)な顔をしてた父に萌えてしまった。


・・・ってことを退院したらこのスレに書こうと思ってたのに
なんで死んじゃうんだよ。元気になったら一緒に
好きなカツ丼を食いに行こう、って約束したじゃないか。
父ちゃん・・・

No.324    タグ:切ない,恋愛,哀れ,酷い,

俺にはすっげぇ趣味の悪いストレス発散の方法があって、
道行くカップルの女のほうに、
「あ、ミキちゃん!久しぶり!
 え~と、彼氏?同伴?かっこいいね~!
 ってかミキちゃん最近店で見ないよね~!!
 また行くからヌイてよね!!ミキちゃんうまいから!!」
とまくし立てて逃げて、隠れて様子を見るのが好きなんだけど、
この前同じ事したら、女のほうが泣きそうになりながら、
「違うよ!人違いだよ!私そんな事してない!!」
とか喚くのね。普通は「?」って感じでスルーするヤツが多いんだけど、
この女ものすごいリアクションとるのよ。
ぎゃーぎゃー喚いて、違う!本当に違う!の連発。
マジで風俗女か前歴があるとしか思えないほどの焦りっぷり。
じゃ、彼氏のほうが、「もういいって」とか言って涼しい顔。
なーんだ、おもんねぇと思った瞬間。女殴った。
街中で。グーで。思いっきり振りかぶって、顔を。
女は鼻血ダラダラ流して、泣きながら男の後を追う。
「本当にじでないよ!ね”ぇ!!ゆうぢゃんだけだよぉ!!」
とか叫びながら。

No.325    タグ:切ない,恋愛,

169:スリムななし(仮)さん :2006/08/16(水) 12:12:51
大学のときに痩せて、一重が二重になりました。
突然、綺麗な人と言われはじめて、嬉しいというより戸惑ったし、
別に綺麗じゃないです!となぜか怒り口調で返したりしました。
芸能人みたいに綺麗なわけではないけれど、
今は会社で一番の美人と言われます。
顔が少し変わって一番驚いたことは・・・女の子がみんな優しいことです。

ただし、
一重→二重の変化は片目ずつゆっくりだったので、
両目が完全な二重になるまで2年くらいかかりました。
この間お岩さん状態でみんなから恐れられていました。。。

二重になってよかったなーって思うけど、
なる前に私の事を好きだといってくれた男の子の事をなぜか一番思い出します。

No.326    タグ:切ない,恋愛,酷い,

248 名前: おさかなくわえた名無しさん 投稿日: 2006/08/18(金) 21:51:40 ID:wx8Rfog3
さっき電車の中でたまたま中学生のころ可愛いなーって思ってて好きだった一コ下の娘と会った。
かなりDQNぽくなってた。服もボロボロぽかった。
悲しくなったけど色々話した。
いきなり1万で私買わない?みたいなこと言ってきた。俺は唖然とした。
無視してたらいきなり腕掴んできて
タダでもいいとか言ってきた。
俺の中で何かが弾けた。
どうしようもなかった。
とりあえず降りるトコに着きそうだった。
俺は降りる直前に彼女にこう言った。
もっと自分の身体大事にしろよ。
彼女はニヤニヤして俺を見送った。

今涙が止まらない。

No.327    タグ:笑える,ボケ,切ない,ゲーム,哀れ,

469 イーグル 2006/08/22(火) 10:53:52 ID:iHJro/hF0
なんか女共が「aikoっていいよね」って話してるから
俺も会話に乗ろうとして「あー、aikoいいよね。ムシキングとかいい歌だよな」
って言って「それカブトムシでしょ」っていうツッコミ待ってたら「
なにこのヲタク死ねよ」みたいな目で睨まれたのは何でなんだぜ?

そんなやりとりを聞いてたイケメン君が
「バッカ、お前何言ってんだよ。それを言うならクワガタムシだろ?」
って言った瞬間にキャーキャー騒ぎ出して
「ヤダー××君(イケメンの名前)カブトムシだよぉー」「おもしろーい」
とか言って盛り上がるのは何でなんだぜ?

そのイケメンはマジでいい奴だから困るのは何でなんだぜ?

No.328    タグ:切ない,いい話,

825 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2006/08/25(金) 16:53:58 ID:7R/uiFG7
高2の時の話。

台風直撃の中、ずぶ濡れになって帰宅。高熱を出し肺炎併発、翌日即入院。
2日間点滴に縛られ、3日目ようやく点滴棒から解放されトイレへ。
向かう途中の個室から『だれかぁ~・・・』と呼ぶ声が。
すれ違った看護婦に「呼んでますけど?」言ったら『あのおばぁちゃんはいつもだから。気にするな』と。
次にトイレに向かった時も、まだ呼んでいた。
回りにあの看護婦が居ない事を確かめて、おそるおそる部屋へ入った。
「おばぁちゃん、どうしたの?」  『こっち来ておくれ・・・』 
傍に寄った私の腕を物凄い力で握り締め
『おんぶしてくれぇ・・・この部屋から出してくれぇ・・・』と涙を流しながら訴えて来た。
「おばぁちゃん、私チビだからおんぶ出来ないよ」と言っても『じゃあ~少しの間でいいから』と。
「うん・・・」と返事をした途端、力を振り絞るかの様に上体を起こし、私の背中にしがみ付いて来た。
この時初めて「ベッドから落としてしまったらどうしよう?」と恐怖心にかられた。

そこをあの看護婦に発見された。
『なーにやってんの!!○○さん!!誰彼構わずにおんぶをせがむのは止めなさい!!
 あなたも病人のくせに、いらん事するんじゃーない!!』物凄い剣幕で怒鳴られた。
見つけられて一瞬ホッとしてしまった。が、おばあちゃんに「ごめんね・・・」と言うと
『あぁ~、おんぶしてくれようとしたのは、あんたが初めてだったよ。
 ありがとうねぇ~・・・叱られちゃって、ごめんねぇ~・・・』と。

翌朝、個室はもぬけの殻だった。
違う看護婦に聞いたら『あぁ。あのおばあちゃん、昨夜遅く亡くなられたのよ』と。
急いでベッドに潜り込み、声を殺して大泣きした。
「こんな事なら無理をしてでも、おんぶしてあげれば良かった・・・」と。

介護の「か」の字も無い時代。
あの時の後悔と自責の念を忘れずにヘルパーをしてる今の私が居るのは
あのおばあちゃんのお蔭だ。 思い出すと今でも胸が痛くなるが・・・

No.329    タグ:悲しい,切ない,哀れ,酷い,

大学生で禿げてる俺は一度だけ合コンに誘われた。
イケメングループからメンバーが足りないから頼む!と言われたので仕方なしにだった。
けれど、だんだんわくわくしてきて服を買いに行ったりモテ術の本を読んだりした。
親に「俺今日合コンだから遅くなるよ!」というと親は「あんまり飲んじゃだめだよ」とうれしそうだった。

当日、予定の場所に行くと誰もいない。イケメンに電話すると「もうみんな店にいるから早く来い」という
遅れて登場も悪くない、と思いながら店に入ると地獄が待っていた。
「うっそ~!!ほんとに禿げてる!!」
「な?な?俺が言ったとおりだろ?」
「うわ~キモイwww」
俺は何が起こったのかわからなかったが、どうやら最初からネタにするつもりで呼んだようだった。
そのうちイケメンの一人が俺にヘッドロックをかけ、
「ほらこの頭見ろよ!すげー!!」
とやってきたので俺は手でそれを振り払った。すると今度は
「何本気できれてんだよ」「ハゲって最低」「空気嫁よ」
俺はもう参加する気力も切れる気力もなく店を出た。誰も引き止めなかった。

家に向かって歩いていると雨が降ってきてびしょぬれになった
もう情けなくて情けなくて声もあげず泣いてた。
家に入ると母親に向かって怒鳴った「お前のせいで禿げたんだぞ!!」
母親も泣いた。俺も泣いた。

No.330    タグ:切ない,ゲーム,

小学校のとき、先生に知能に障害がある子のうちに遊びに行かされた
彼は脇目もふらずにドラクエ3をやっていて、正直、「こいつでもドラクエとかわかるんだなあ」と思った
三十分ほど彼のプレイを見ていて、とても悲しい事に気が付いた
彼がそのゲームでやっているのは、アリアハンの周りでスライムとカラスを倒す、ただそれだけだった。パーティにただ一人の勇者のLvは50を越えていた。彼は永遠、素手でスライムを殺し続けた
とても楽しそうだった
先に進めてやろうと思い1コンに手を伸ばしたら凄い剣幕で怒鳴られた。なんて怒鳴られたか聞き取れなかったけれど、とにかく怒鳴られた
それを見て彼の母親が「ごめんなさいね、○○ちゃんはファミコン大好きのよ」と僕に謝った
彼はドラクエ以外のソフトは持っていなかった


僕はそれ以来、ゲームをやらなくなった。以前のようにゲームにのめり込めなくなってしまったのだ。コントローラーを握るとやるせなくなった。友達の家に行ってもみんながやるのを見ているだけだった
その間、僕はゲームに興じる友達の背中だけを見るように努めた
本当にむなしかった
その内に、僕はファミコンを憎むようにさえなった。今までの人生の中で、あんなに何かを憎んだことはない
それは真夜中に僕を目覚めさせた
ゲームなんかこの世からなくなってくれと本当に願った
僕はソフトを彼に全部あげて、本体は捨ててしまおうと思ったが、兄に怒られそれすらできなかった。
一人暮らしをしている今でもゲームは嫌いだし、もちろん家にも置いていない。

時々、彼と、永遠に世界を救えなかったであろう彼の勇者の事を思い出すと、とても悲しくなる

No.331    タグ:悲しい,切ない,

京都市伏見区桂川河川敷で2月1日、無職片桐康晴被告が、
認知症の母親を殺害して無理心中を図ったとみられる事件の初公判が19日に行われた。
事件内容は認知症の母親の介護で生活苦に陥り、母と相談の上で殺害したというもの。
片桐被告は母を殺害した後、自分も自殺を図ったが発見され一命を取り留めたとの事。
片桐被告は両親と3人暮らしだったが、95年に父が死亡。その頃から、母に認知症の症状が出始め、一人で介護した。
母は05年4月ごろから昼夜が逆転。徘徊で警察に保護されるなど症状が進行した。
片桐被告は休職してデイケアを利用したが介護負担は軽減せず、9月に退職。
生活保護は、失業給付金などを理由に認められなかった。
介護と両立する仕事は見つからず、12月に失業保険の給付がストップ。カードローンの借り出しも限度額に達し、デイケア費やアパート代が払えなくなり、
06年1月31日に心中を決意した。

「最後の親孝行に」

片桐被告はこの日、車椅子の母を連れて京都市内を観光し、2月1日早朝、同市伏見区桂川河川敷の遊歩道で
「もう生きられへん。此処で終わりやで。」などと言うと、母は
「そうか、あかんか。康晴、一緒やで」と答えた。片桐被告が
「すまんな」と謝ると、母は
「こっちに来い」と呼び、片桐被告が母の額にくっつけると、母は
「康晴はわしの子や。わしがやったる」と言った。
この言葉を聞いて、片桐被告は殺害を決意。母の首を絞めて殺し、
自分も包丁で首を切って自殺を図った。
冒頭陳述の間、片桐被告は背筋を伸ばして上を向いていた。肩を震わせ、
眼鏡を外して右腕で涙をぬぐう場面もあった。
裁判では検察官が片桐被告が献身的な介護の末に失職等を経て追い詰められていく過程を供述。
殺害時の2人のやりとりや、
「母の命を奪ったが、もう一度母の子に生まれたい」という供述も紹介。
目を赤くした東尾裁判官が言葉を詰まらせ、刑務官も涙をこらえるようにまばたきするなど、法廷は静まり返った。

No.332    タグ:切ない,懐古,

ガキの頃を思い出すぜ。あの頃は段ボール1つでヒーローになれたんだ。
古タイヤ転がすだけで幸せになれたんだ。
用水路を歩くだけで探検家になれたんだ。
風呂敷をマントにして空を飛べたんだ。
木に登るだけで星をつかめたんだ。
土管に入るだけで宇宙へ行けたんだ。
あの街が僕の全世界だったんだ。

ガードレールからかっぱらった反射板が一つあればウルトラマンになれたんだ。
2つあれば仮面ライダーにもなれたんだ。
毛布を被るだけで怪獣になれたんだ。
イチゴのキャンディーをなめるだけでドラキュラになれたんだ。
サングラスかけるだけでハリマオになれたんだ。
ついでにシャンプーキャップとマスクをつけるだけで月光仮面になれたんだ。
映画の下敷きを買っただけで次の日話題の中心になれたんだ。
そんな僕らの恋だったんだ。
なぜだか涙が止まらないんだ。

No.333    タグ:悲しい,切ない,哀れ,

ずっと昔見た新聞のコラムに載っていた。
目の不自由な祖父、祖母と、
生活保護をもらいながら住んでいる女子中学生がいて、
二人の面倒を全部見てたが、ある日生活保護のお金を引ったくりされた。
これが地方ニュースになって、カンパが集まった。
役所は、そのカンパが臨時収入だからと言って、生活保護を打ち切った。
カンパの何十万円かなんてすぐになくなって、その子は役所に相談に来たけれど、
役所は臨時収入があったから再開できないと伝えた。
何度か役所に姿を見せたのは確かだが、その度に追い返したようであった。
生活保護を再開してもらえなかったことは、祖父母に言えなかった。
心配をかけたくなかったのか、どんな心境かは今となってはわからない。
目の見えない祖父母にはちゃんとオカズを作って食べさせながら、
その子はずっと、自分は塩とご飯だけ食べていたらしい。
ある時、祖父母がそれに気が付いて、
どうして自分だけそんな食事をしてるのか問いただした。
その子は笑ってごまかした、その夜、首を吊った。

No.334    タグ:悲しい,切ない,哀れ,

成人式の為に買ってもらったスーツを着て
かっこいいと言われ、何枚も写真を取られ
車で会場まで送ってもらい
「友達と飲むだろうけど、イッキなんてしたらいかんよ?
 遅くなるだろうから気をつけて帰ってらっしゃい」
そう言われた後一人で会場を一周し、中に入ることが出来ず
友達と飲みに行くことになっている手前、そのまま帰ることも出来ず
夜まで時間つぶすためにその足でスロット店へ行き
親からもらったお年玉を使い切るのに2時間も持たず
銀行から下ろした8万も消え
どうしようもなくなって、夕方頃に家に帰り
人が多すぎて友達と会えなかったと言う俺に
母さんは、じゃあ夕飯ちゃんとしたもの作らなきゃねと言い
俺は震えて声も出せないほど泣いた

No.335    タグ:悲しい,切ない,恋愛,哀れ,

手塚治虫短編集より 「アトムの最後」

2055年の休館中のロボット博物館に一組のカップルが到着。男が守衛を射殺し扉を破って、二人は中に入る。
中には無数のロボットが安置されていた。二人はその中からあの有名な鉄腕アトムを見つけ出しスイッチを入れる。
急に長い眠りから覚まされ困惑するアトムに男は事情を語りだす。

未来のこの世界はロボットによって人間が支配されており、人間はロボットの娯楽のために闘技場で
人間同士殺し合いをさせられたりしていた。
男もそうした剣闘士の一人で、試合直前に武器を奪って闘技場を脱走し、
幼馴染の女をさらってここに逃げてきた。
男はアトムに言う。
「君は人間のために闘ったロボットだと聞く。もし本当にそうなら自分たちを守って欲しい」と。

アトムは愛し合う二人を守ることに決め、彼らを抱きかかえロボットに追われながら無人島まで到達する。
だがそこにも追っ手が迫る。アトムは二人を隠れさせ自分は追っ手たちを食い止めて時間を稼ぐ事にする。
アトムは最後の戦いに赴く前に男と会話を交わす。
「僕の時代では人間とロボットの関係はうまくいっていたのに未来ではこんな風にになってしまうなんて…
でも君たちはそうじゃなくて良かった」
男はアトムの言葉に違和感を感じる。
「もしかして彼女がロボットだと知らなかったのかい?僕は知ってるとばかり思ってた」
もう時間が無い。アトムは空へ飛び立っていった。

残された二人。男は女を問い詰める。
「君が人間じゃないって本当か!?」
「本当よ。でも信じて。あなたを愛している。お願い!信じて!」
女は泣いて懇願する。
だが男は女を射殺し、追っ手の中に突っ込んで自殺的な最期を遂げる。
描写は無いけどたぶんアトムも死亡。

No.336    タグ:悲しい,切ない,

ある病室に2人の末期ガンの患者が入院していた。
一人は窓側のベッド、もう一人はドア側のベッド。
2人とも寝たきりの状態だったが、窓際のベッドの男は
ドア側のベッドの男に窓の外の様子を話してあげていた。
「今日は雲一つない青空だ。」「桜の花がさいたよ。」「ツバメが巣を作ったんだ。」
そんな会話のおかげで死を間近に控えながらも2人は穏やかに過ごしていた。
ある晩、窓際のベッドの男の様態が急変した。自分でナースコールも出来ないようだ。
ドア側の男はナースコールに手を伸ばした。が、ボタンを押す手をとめた。
「もしあいつが死んだら、自分が窓からの景色を直接見れる・・・」
どうせお互い先のない命、少しでも安らかな時をすごしたいと思ったドア側のベッドの男は、
自分は眠っていたということにして、窓側のベッドの男を見殺しにした。
窓側のベッドの男はそのまま死亡した。
晴れて窓側のベッドに移動したドア側のベッドの男が窓の外に見たのは、
打ちっ放しのコンクリートの壁だった。

No.337    タグ:切ない,

 小さいころ新聞に折り込まれた広告を見ると近所に出来た電気屋さんの
開店セールのチラシが入っていた。
 そのチラシには「開店記念、ホットプレートで作った焼きそばを無料配布」
の文字が!
 焼きそばが大好きだった俺は、タダで焼きそばか食べられるのかと
ワクワクしながら弟を一緒に電気屋の前まで行ったが電気屋の近くまで
来た時に目にした光景は閑散とした客が誰一人としていない店頭で
一生懸命呼び込みをしながら焼きそばを小さなホットプレートで 焼きつづける
電気店主夫婦・・・

 子供の目にもあまりにも寂しい雰囲気だったので「焼きそば下さい」と店の前
まで行く勇気が湧かず弟と一緒に遠巻きに電気屋を見て、そのままそそくさと
帰宅した。

 それから月日は経ち電気屋は無くなった。

No.338    タグ:切ない,恋愛,哀れ,酷い,

小学校6年の頃、女の子に告白された。
綺麗な包装紙に包まれたプレゼントも渡された。

当時の俺はイジメられっ子で、最悪にもイジメ集団がその場にいた。
俺はその事が原因でイジメのネタにされるのが怖くなって骨髄反射的に
「迷惑だからやめてくんない?」と言ってしまった。

呆然とする彼女。すると、すぐその場にいたイジメ集団のリーダー格が
「おい、いらねぇんだったらこれ壊しもいい?」とさっき渡されたプレゼントを
ふんだくられた。
でも俺はイジメの恐怖から嫌なニコニコ顔で「うん、いいよ」と言ってしまう。

泣きじゃくる彼女の前で、数人の男子に踏みつけられるプレゼント。
でも、その時自分は泣いてる彼女を気にも留めずに「うまく逃げれて良かった」とか
思ってた。
俺は30過ぎた今でも他人の目を気にしてばかりで、結局ロクな人生を送っていない。
今でも当時のことを思い出して叫んでしまう。綺麗にラッピングされたプレゼントの様子
とか、あれこれ考えながらそれを選んでいた時の彼女の気持ちとか。
俺が一生童貞なのも底辺な人間なのも罰だと思ってる。

No.339    タグ:怖い,ゲーム,哀れ,酷い,

72 名前:番組の途中ですが名無しです[] 投稿日:2006/05/20(土) 23:27:34 ID:h1yUA5q30
学校の日の朝にダンジョン突入して登校時間が来たので仕方なく
電源つけたまま学校行ったら昼ごろ家が火事になってた
原因はファミコンのコードから火花が出たことらしい
妹を亡くしました
あれ以来ドラクエはやってません

No.340    タグ:悲しい,切ない,哀れ,酷い,

あの日、俺が楽しみにとってあったアイスクリームを、母が弟に食べさせてしまった
学校から帰り、冷凍庫を開け、アイスを探したが見つからなかった
母親に問い詰めると、弟が欲しがったのであげたと言った
その時楽しみにしていた俺は、すごく怒った
母親に怒鳴り散らし、最後に「死ね!」と叫び、夕飯も食べずに部屋に篭った
それから何時間か経った
俺は寝てしまっていたようだ、が、父親が部屋に飛び込んできたので目が覚めた
「母さんが轢かれた・・・!」
あの時の親父の顔と言葉を、俺は一生忘れないだろう
俺達が病院に着いたとき、母親はどうしようもない状態だと言われた
医者は最後に傍にいてあげてくださいと言い、部屋を出た
それから少しして、母親は息を引き取った
その後、母親があの時間に外にいた事を父から聞いた
買い物に行くと言って出て行き、その帰りに車に轢かれた事
現場のビニール袋の中には、アイスが一つだけ入っていた事
救急車の中でずっとごめんねと呟いていた事
その時、俺のために母はアイスを買いに行って事故にあったとわかった

通夜と葬式の間中、俺はずっと泣いた
そして、今でもこの時期になると自然に涙が出てくることもある
母さん、ごめんな
俺が最後に死ねなんて言わなかったらと、今でも悔やみ続けている

No.341    タグ:切ない,怖い,哀れ,

91 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/16(日) 23:41:44 ID:M1A+AtdZ
心中を図った母親が4歳だったかそれくらいの幼い娘をつれて樹海に入り、
しかし死ぬのが怖くなって、子供を置いて自分だけ逃げ出した。
子供は本当に可哀相なことに遺体で発見されたけど、
その足は「年齢からして考えられない距離を歩いた後」があったとか。
そんな小さな子が大人でもおっとろしい樹海に放置されて、
どんなに怖かったろうとか、
幽霊とか全然信じてないけど、なんだか未だにその娘の魂は
母親を探して樹海を走りまわってるんじゃないかなぁ、とか考える。
もしまだソコにいるなら、そんな怖いところから早く出れるといんだが。

No.342    タグ:切ない,

3年前の話。
当時、金融屋をやっていたんだけど<裏金>その年の夏。
いつものように追い込みかけに行ったら、親はとっくに消えていたんだけど
子供が2人置いてかれてた。
5歳と3歳。<上は男の子、下は女の子
俺はまだペーペーで、周りの兄さんらと違って顔も怖くなかったらしく
家に行ったときすぐに下の子になつかれた。
ボロボロの服で風呂にも入ってなくて、「いつから親はいないんだ?」って
聞いても答えない。
「何食ってたんだ?」って聞いたら、上の子は下をむいて泣いた。
下の子が「こっち」って手を引いて裏庭に俺をつれていった。
破れた金網を通ってでたところは、小学校の裏庭だった。
「あのね、みーちゃんこれ食べたの」って池を指す。
嫌な予感がした。
だってさ、その池って金魚がウヨウヨ泳いでるんだよ・・・。
2人を抱きかかえて家に戻ると、テーブルに小さいボウルと茶碗。
「お前ら・・・金魚食ってたのか・・・」って聞いたら「・・・うん」
すっげーやるせなくて涙がでて、俺もその場にいた兄さんらも泣いた。
すぐに兄さんがたくさん食べ物と洋服を買ってきた。
近くの銭湯で体を洗ってやった。
その後、俺らじゃどうしようもないから施設に連絡をいれた。
連れていかれる時に「お兄ちゃんありがとう」っていってた。
・・・全然ありがとうじゃねーよ・・・俺たちがお前らの親を追いつめたのに。
俺を含めて何人かは、この後仕事を抜けた。

No.343    タグ:切ない,

なんでわかんねんだよ!
ダンゴムシにはダンゴムシの生き方があるの!
なんで日の当たるところに引きずり出そうとするんだよ!
卑屈になってんじゃねえんだよ!
石の下はひんやりして気持ちいいんだよ!
つつかれたら丸まるのは自分の意思じゃねえんだよ!
遺伝子で決まってるんだよ!ペンギンに空は飛べないの!

No.344    タグ:悲しい,切ない,いい話,ゲーム,恋愛,

俺さ、産まれた時から酷い小児喘息だったのよ。
夜中にかーちゃん起こして病院連れてってもらうなんてしょっちゅうだったし、
小学校あがって更に病状が悪くなって。もちろん体育なんかでれないし、
みんなと外で遊ぶ事すらできなかった。

んで、小五になってからほぼ毎日病院行って吸入するくらいまで悪化しちゃって、
そのまま3週間入院する事になって。。。

んでね、そん時4人部屋の病室だったんだけど
二人はおばあちゃんとおじさん、んでもう一人は俺と同い年くらいの女の子だった。
俺、昔からすげぇ人見知りが激しい上に物凄い照れ屋で、なかなかその同室の人達と
仲良くなれないで一人で勉強してるかゲームボーイやってるかだったのよ。
そん時家から持ってきたソフトが「Saga2」で、もう一回クリアしたやつだったんだけど
ヒマだしもっかいやるかな、って毎日やってたワケさ。

んで入院して一週間立った頃、俺がゲームボーイやってる時は
なんかその同室の女の子がじーっとこっち見てる事に気づいたんよ。俺が彼女の方みると
慌てて目逸らすんだけどね。もしかしてやってみたいのかな?と思って、
「良かったらコレ借そうか?」って聞いたのよ。そしたら目ぇ輝かせて「いいの?」って
いうもんだから、「もう飽きたからな」とか照れ隠しして借してあげたさ。

でも案の定操作が分からないらしく、画面とずっとにらめっこしてるもんだから
俺が操作教えながら一緒にゲーム進めることにしたんよ。
パーティーは人間・男の主人公「リョータ(俺の名前)」で、
仲間は人間・女「さやか(彼女の名前)」あとはエスパーガールとロボットに
それぞれ同室のばあちゃんとおじさんの名前つけたっけ。

それからどんどんそのコと仲良くなって、二人でゲームボーイやるだけじゃなく、
色んな話もするようになった。学校の事、家族の事、好きな音楽の事、近くに迫った夏休みの事…

それからの時間はあっという間だった。すぐに俺が退院する時がやってきた。
看護婦や同室のおじさん、ばあちゃん達が口々に「おめでとう」って言ってくれてる中
彼女だけ泣いてた。それ見て俺も泣きそうになったさ。でもグッと堪えて
「オマエ退院するまでコレ借してやるよ。退院したら連絡くれよな」って
そのままゲームボーイとSaga2置いていったのよ。それから何回もお見舞しに行こうと思った。
…でもいざ行こうかと思うとなんか照れくさくて行けなかった。

連絡がないまま1年半が過ぎて、俺も小学校を卒業する頃になった。
せめて卒業前にもう1度会っておきたいな、と思って意を決してお見舞に行く事にしたんよ
病室に行ったけど彼女はいなかった。病室入口の名前欄にもない。
もうとっくに退院してたのかな…?と思ってとりあえずナースセンターで聞いてみた。
「遠い所にいった」とかうまくはぐらかされたけど、俺も小6だったし、そこまでバカじゃない。
その場の空気や後ろの看護婦が泣き出したのを見ても明らかだった。
俺がショック状態で呆然としてる中、その看護婦が
「ああ、そういえばさやかちゃんから、リョータ君が来たら渡しといて、って言われた物があるのよ」
と言って俺にそれを渡してくれた。借してあげたゲームボーイとSaga2だった。
俺はそれを受けとって家に帰った。
帰るなりメシも食わないで、暗い自分の部屋でゲームボーイのスイッチを入れた。
懐かしいあのOPの音楽。それと一緒にでてくるロード画面。
一つは彼女と俺が一緒にプレイしたデータ。あの時からほとんど変わってない。
懐かしさと悲しさで胸がいっぱいになった。
もう一つのデータはやたらレベルの低いデータだった。
最初から始めてすぐ飽きたんかな?と思ってそのデータをロードしてみた。
パーティー四人の名前がこうなっていた。

「リョータ」

「いろいろ」

「ありがと」

「バイバイ」

…今でもSaga2のOPの曲を聞くと涙が出るよ。お見舞行ってあげられなくてゴメンな…。

No.345    タグ:切ない,恋愛,

 あの夏。駅のホームでよく見かけた女の子に声をかけた。
彼女は同い年で駅の側にある高校に通っていた。
初デートは駅の改札で待ち合わせ、映画を見て、その後近くの『タリーズ』へ入った。
僕は初めてだったのでメニューの一番上に書いてあった『ラテ』を注文した。
彼女は『アイリッシュマグクリーム』を注文した。
僕たちは1時間くらい店内で話をした。
 僕は朝から晩まで彼女のことばかり考えそうになる自分を必死に抑えた。
そして春。僕は東京の大学に、彼女は愛知の大学へ進学をきめた。
お互いだんだんと連絡を取らなくなってしまった。
今年の夏。僕は『タリーズ』でアルバイトを始めた。
バイトにも慣れ始めたクリスマスの少し前、僕はこのアルバイトのこと
そして遠距離恋愛でも構わないから恋人になりたいと伝えるため彼女の携帯へかけた。
「現在、使われておりません」のメッセージ。ショックだった。
 『ワンショット・アイリッシュマグ!』このコールを聞き
『アイリッシュマグクリーム』を作るたび
現在でも僕は彼女の笑顔を思い出す。

No.346    タグ:切ない,恋愛,哀れ,

小学生の頃、同じクラスのヤシんちに行った。
ソイツの姉ちゃんは高校生でキレイだった。

化粧してるのをボケーと見てた。
「何で見てるの?」
やさーしく微笑んでくれた。
「ち、ちゅーしたい!」
おいら、とっさに言った。
姉ちゃん、頭なぜなぜして、オデコにちゅーしてくれた。
「口紅ついちゃったわね」
コットンでキレイにしてくれた。
おいら、コットンを奪って逃げた。

次の日、姉ちゃんに告った。
「お姉ちゃん、彼氏いるの」

おいら、家に帰って泣いた。
宝物にしようとしてたコットンを捨てた。
少し大人になった。

No.347    タグ:切ない,懐古,

テレビにニュース速報が入る。
俺は慌ててパソコンを立ち上げ、そして気付く。
「あぁ、2chは閉鎖したんだっけ……」
テレビからは現場の慌しい状況が伝わってくる。
もし2chがあったら、どういうスレが立っているのだろう。
重複スレが沢山できて、それで荒らしとかやってきて……
テレビでは相変わらず、レポーターが必死で現場の状況を伝えている。
可愛いレポーターだ。俺は、頭の中で「萌え~」というレスを
つけている自分を想像した。
後ろの群集がテレビに向かって挑発的なポーズを取っている。
「なんだ、あのドキュソ」「厨房氏ね」……
俺はたまらなくなり、無いとは分かっていながら再び2chにアクセスした。
しかし、画面には一言「閉鎖したのです。。。」とだけしか表示されない。
何度リロードしても変わらない。あの日以来、2chは止まったのだ。
どうやら犯人が逮捕されたようだ。相変わらず可愛いレポーターが
その状況を伝えている。
「さよなら、にちゃんねる」
俺はお気に入りから2chを削除し、そして騒がしいニュースを冷めた目で
見るのであった。

No.348    タグ:悲しい,切ない,哀れ,

年間同棲していた彼が他界した。

大喧嘩をした日、交通事故に遭った。本当に突然の出来事だった。

その日は付き合って3年目の記念すべき夜だった。
しかし、仕事が長引いてしまって約束の時間に帰宅する事ができず、
せっかく彼が用意してくれた手製の料理が冷め、台無しになってしまった。

いつも通り軽く詫びを入れて事を済まそうとしたが、その日の彼はいつもとは違い、
私に対してきつくあたった。丁度その時私は気分も優れず、仕事のストレスも
あってか、そんな彼と話していくうちに強烈な憤りを覚え、つい言ってしまった。

「もういい!こんな些細な事でそこまで怒る事ないでしょ!
 あなたは自分の都合でしか物事を考えられないの!?」

…彼は黙った。少しの間の後で、私も少し言い過ぎたと思い、黙って席を立ち、
界隈を散歩して頭を冷やそうと思い、一旦家を出た。

いつも通う小さな喫茶店で、30分少々の時間を潰した。
あの人もただ単に怒りに任せて私に怒鳴り散らした訳じゃない。
それだけ今日のこの日の事を大切に思っていたからこそではないか、と考えた。
そんな彼の気持ちを思うと明らかに私の振る舞いは最低だった。
身勝手な自身を忘れ、改めて彼に謝ろうと思い、家に向かって歩いた。

しかし、彼は家には居なかった。料理も、携帯電話も、机に置いたままだった。
マメなあの人が携帯電話を忘れるのは珍しく、近くにいるのかと思い、私は家を出て
近辺を歩き回った。しかし見つからない。公園や近くの空き地も見たが、彼の姿は無かった。
彼の実家や、携帯を調べ、彼の友人宅等にも電話を入れたが、来ていないと言う。

家に帰り、2時間が経過した。私はその時考えていた。帰ってきたら頬をつねってやろうと。
幾らなんでも心配させすぎだ、悪戯が過ぎる、と。明日は休日だからこんな事をするんだろう、と…

それが彼との最後の夜だった。

事故現場は家周辺の一方通行の十字路だった。横から飛び出してきた車と衝突、
即死だったそうだ。時刻はPM10:20、丁度私が家を出て10分経過した時間だった。

その際彼が持っていた遺品は、缶コーヒー1本、
女性用のガウンジャケット、現金で120円だということを聞かされた。

私のガウンジャケット、まだ未開封の缶コーヒー、私の為のジュース代。
細やかな気配りの中に、彼の深い愛情と優しさが感じられた。

一緒に帰りたかった。その言葉を心の中でつぶやいた。
同時に私の目から涙がとめどなく溢れた。

改めて、彼という存在の大きさに気付いた。ただ、情けなくて、悔しかった。

No.349    タグ:バカ,切ない,恋愛,哀れ,

超お金持ちで、顔もかなりいい男と3年近く付き合ってた。
ある日、大切な話があるといって呼び出され、
「ついにプロポーズかな?」と胸をトキメかせたものの、
いつもは高級レストランなのに、その日はなぜかファミレス。
他愛もない話を少しして、彼が突然こう切り出してきた。
「実は事業が失敗して、かなりの額の借金を抱えてしまったんだ。」
幸せ一杯だった私の頭はパニックを起こし、
それ以降の彼の言葉を全然覚えてないよ。
帰宅後、彼から電話があり、これからも変わらず付き合っていけるよね?
と聞かれたけど、私はなんだか怖くなって
「今は私のことより事業を立て直すことに専念して欲しい」
と思わず言っちゃった。
それ以降彼とは疎遠になり、結局別れてしまった。

それから2年くらいして、友達からその彼が結婚したのを聞いた。
それよりショックだったのは、彼の事業は順調そのもので
失敗などしていないと聞いたことだった。

私もしかして試されてたのかな?(つд∩) ウエーン
好きだったのに、どーして支えてあげようと思わなかったんだろ。
でも、こんなのってヒドイよ

No.350    タグ:怖い,

ある病院に残り三ヶ月の命と診断されている女の子がいました。
友達が二人お見舞いに来た時に、その子のお母さんはまだ、
その子の体がベットの上で起こせるうちに最後に写真を撮ろう
とおもい、病気の子を真ん中にして三人の写真を撮りました。

結局それから一週間ほどで急に容体が悪くなり、三ヶ月ともたずに
その子はなくなってしまいました。
葬式も終わり、多少落ち着きを取り戻したお母さんはある日、
病院で撮った写真の事を思い出しました。それを現像に出し取りにいって
見てみると、その写真が見つかりません。写真屋さんに聞いてみると、
「いや、現像に失敗して、、、」というそうです。不審に思ったお母さんは
娘の生前の最後の写真だからとしつこく写真屋さんに迫ったそうです。
写真屋さんもしぶしぶ写真をとりだし、「見ない方がいいと思いますけれど、
驚かないで下さいね。」と写真を見せてくれました。


そこには、三人の女の子が写ってましたが、真ん中の亡くなった女の子だけが
ミイラのような状態で写っていたそうです。

それを見たお母さんはとても驚きましたが、供養して
もらうといい写真を持ち帰りました。それにしても恐ろしい
写真だったため霊能者のところに供養してもらう時に
これは何かを暗示してしているのではないかとたずねました。
すると、霊能者は言いたがりません。やはり無理に頼み込んで
話を聞ける事になりました。その霊能者が言うには、

「残念ですが、あなたの娘さんは地獄に落ちました。」

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